まいど!吉澤尚夫スタッフのTAKAOです。
先日とある交流会で、飲食店の経営者からこう言われました。
「効果があると期待して神社に毎日行ってたけど売上上がらなくて、ある日嫌になって「もう辞めよう!」と行くのを辞めたら、その日はお店が満席になったよ。」
「まぁ僕は神社との相性が悪かったのかな?」
このように「神社仏閣に行ったけど、効果なかった。」と話す人がたまにいます。
でも、これって、ちゃんと理由があるんです。理由がわかればしっかりと対策することができます。
ということで今日は神社仏閣に行っても効果が出ない理由をお伝えします。
まず神社の「神様」とはどういう存在なのかお伝えしますね。
そもそも「神様」とはどういう存在なのか?
特に神社の神様がそうなのですが、「神様」は、もともと「人間」です。
大きな偉業を達成した英雄、多くの人々に慕われ・尊敬された人物、その地域を繁栄させた指導者、、、
このような多くの人間の尊敬を集めた人間が、死後は、「神様」として祀られているのが神社の神様です。
だから「神様」とは言えど、もともとは「人間」なんです。
このもともとは「人間」だった。ということが非常に重要なポイントで、
神様って「全知全能で欠点がなくて完璧な存在」ではないんですね!!
※実際に、古事記などの日本神話の神様って本当めちゃくちゃです。まぁインドなどの神話に比べれば遥かに「まとも」ですが。
神様は完璧ではなく、もともと僕らのように「人間」だったので、「あいつ嫌やな」「この人応援したいな」という感情も持っています。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://hisaoyoshizawa.com/wp-content/uploads/2022/08/笑顔-e1660807638319.png” user_name=”スタッフTAKAO”]「次元」という考え方で、「神様」「仏様」について書いてる記事もあるので、良ければご参考ください。[/speech_balloon_left2]
[clink url=”https://hisaoyoshizawa.com/colum/multiverse/”]
余談ですが、「神様はもともと人間だったんだろなぁ」と思えるのが、神社が認可される方法なんです。
というのも、それが意外と簡単なんですよね。参考に紹介しますね。
余談 神社として神社庁認められる方法
なんと「神社」として公式に認められる(神社庁公認となるには)方法は、とっても簡単なんです。
お社を建てて、そのお社を管理・崇敬する団体があることです。(1人は神職の資格を持つ人が必要ですが)
ですので、芸能人でコアなファンがいる方が亡くなった時はファンが神社とか作りそうですよね。
Gacktさんのファンによって、Gackt神社とか作られてGackt様が美の神様として祭らたり、
福山雅治さんのファンによって、福山神社が作られて福山雅治様が芸能の神様として祭られることは十分に可能なんです。
こう考えると「神様」って、僕たち人間と同じ性質を持っているのも納得できませんか?
もちろん「神様」として、崇め奉られるような方々ですので、一般の人々よりかなり高い精神性を持っています。
しかし、肉体がないだけで、精神としては人間と同じなんです。
では、なぜ神社仏閣に参拝しても効果がない場合があるのでしょうか?
1、信念に共感されなかった。
自分の信念はこれだ!ミッションはこれだ!というのは明確でしょうか?
神様も「共感できる!」という人と「あんまり共感できないな」って人がいます。
僕たちは自分たちが共感できる人に優しくしたり応援しますよね。これと一緒で、神様も応援したくなる人っています。
それが、その人の「信念」に共感できる人です。
例えば、このような2人だとどちらを応援したいと思いますか?
「お金貰って、とにかく楽して一生過ごしたいです!楽に生きるのが僕の人生なんです!」
「僕は昔からお金で苦労しました。だから、お金を稼ぐことを人に教えることで、苦労している人を助けたいです。」
ぜったい、後者の人を応援したくなりますよね。
神様は、その人がどういう信念でその願いを叶えて欲しいのか?ということを見ています。
だから、自分の信念=自分がなぜ生きているか?ということを深堀りできてない人、そもそも信念がない人は、
あまり共感されず神社仏閣に通っても効果が出ないことが多いです。
2、神社仏閣に頼ろうという気持ちだった。
「神様」が願っていることは、その人の精神性が成長して、より幸せになることです。
簡単に言うと、より人間として成長し、そんな成長を通して幸せになって欲しいと考えています。
だから「努力したくないけど、神社仏閣になんとかして貰おう!」という人が来ても神様は応援しません。
すなわち効果も出ません。
だってそんな人に効果が出たら、より努力せずに神様に頼ろうとするからです。これでは、人間性は成長しません。
僕も自分では何も行動せずに、何とかしてください!と毎日祈っている時期がありましたが、全然効果はありませんでした。
3、神社仏閣に行くことに固執・執着していた。
これもさっきと似ているのですが「神社仏閣に行かないとダメだ」と考えている場合です。
これは神社仏閣というか「神様」や「宗教全体」への固執・執着・依存がある状態になります。
例えば、こんな感じ。
- 神社仏閣に行かないと売上上がらない。
- 神社仏閣に行かないと恋人できない。
- 神社仏閣に行かないと人生進まない。
僕たちは、自分の内面が現実に投影されて行きます。
そして、固執や執着があると「神社仏閣に行かないと問題が解決しない」と考えてしまうのですが、
こうなると、神社仏閣に行く行為そのものが「問題が解決してない」と自分に確認する行為となってしまいます。
これでは神社仏閣に行くほど、意識を問題にフォーカスすることになります。
すなわち、問題が現実化し続けます=問題が解決しません。
こうなると神様もなにもできないです。助けること=固執・執着・依存を強めることになります。
冒頭に紹介したお店の経営者もこのパターンです。
だからこそ、「もういいや!」と行くのを辞めた途端に売上が上がったんですね。
4、数回しか行ってなかった。
これは「神様も人間と同じ。」と考えるとわかりやすいのですが、僕たちは1度しか会ってない人とは深い絆は作れませんよね?
これは神様も同じなんです。だから、神社仏閣に1回や2回行っただけで応援して貰うのは難しいです。
もちろん1回行っただけで結果が出る人もいますが、これは全体の2割以下だと感じます。
もし自分が神様なら、1回か2回来た人より、毎日や毎週来てくれたり人を「優先しよう!応援しよう!」と思いませんか?
人間関係を築くのと一緒で、
神社への願掛けでも、繰り返し顔を出して神様と自分の関係を作るということが大切です。
5、賽銭を少額しか入れてない
これも自分が、神様だったら、、、と考えればわかります。
1円しか入れない人と、1万円入れる人、どっちを大切にしようと思うかと言えば、1万円入れた人ですよね?
僕も神社仏閣に行っても10円とかしか入れない時期がありました。正直、お金をケチっていました。
今では、毎回100円以上は入れるようにしたのですが、この方が人生が円滑に進んでいる感覚があるし、運も良くなっていると感じます。
ただ、これはお金を神様に積むのが大事と言っている訳ではありません。(※それも大事ですが)
お伝えしたいのは、願い事をするならそれなりの対価を出す必要があるということです。
僕たちの世界は、良い行いをしたら、良い結果が返ってきます。悪いことをすれば、悪い結果が返ってくる世界です。
だから、対価を差し出すなら、それなりのものが入ってきます。
そして、神社での対価というのは「エネルギー」です。「エネルギー」として分かりやすいのが「お金」です。
ですので、お願いごとに見合う額をお賽銭として入れることをおすすめします。
では、お金がないなら、何を出せばいいのでしょうか?
対価としてのお金がない時
お金を「エネルギー」と捉えると、いろんなものに変換することができます。
- 神社仏閣のごみを持って行く。
- お米などの物をお供えする。
- その神社仏閣を知らない友人を誘って一緒に行く。
- 何度も通う。
- 神様に何かを誓って、それを守る。
僕も本当にお金がない時期があったのですが、
当時は埼玉県狭山市にある家賃5万円のアパートに1人で住んでおり、友達は近くにおらず、寂しい日々を送っておりました。
そんな僕は『恵比寿に住んでみたいなぁ。』という強い憧れを持っていました。
(恥ずかしいですが、「恵比寿に住めば認めてくれる友達ができる!」なんて思っていました。)
そうして、ある日近くの神社に願掛けしたんです。
「恵比寿に住ましてください!自分の大好きな甘いものを半年間断ちます!」という決意を神社に捧げました
その後は、何度も神社でお参りしました。
そうして大好物の甘いものも断って半年が経った時、会社員時代の年収を超える金額をひと月で売り上げることができ、恵比寿に引っ越すことができました。
もちろん僕も努力しましたが、自分が想像していた以上の結果が出たので、これは運が大きいと思っています。
このように、お金がない時は、自分ができる対価を差し出すことも大切です。
6、効果がない方が良いタイミングもある。
このパターンも意外と多いのですが、「叶わない方が良い願い」を願ってしまっている場合は、効果がない場合がほとんどです。
この「叶わない方が良い願い」とは、例えば、、、
- 叶っても最終的には、その人の成長のプラスにならない願い
- 叶わない方が、その人が成長する願い
このようなものです。分かりづらいので例を上げますね。
実は、騙されていたMさん
Mさんは、セキュリティシステムの営業代行をしている方です。
ただビジネスパートナーとのトラブルで悩んでおり、
「これを早くなんとかして売上を上げることをしたい。おすすめの神社仏閣はありますか?」とご相談を頂きました。
それで、短期間で結果が出て、かつご神徳が強力な「豊川稲荷」という赤坂のお寺を紹介しました。
Mさんは「豊川稲荷」に参拝したのですが、参拝した直後、なんとビジネスのパートナーに数年前から騙されていたことが発覚しました。
トラブルが良くなるどころか、1番見たくなかった現実を見ることになりMさんはめちゃくちゃショックを受けました。
しかし、その後は、以前より優秀な新しいパートナーが見つかって商談も億単位の大きな案件が決まりそうとのご連絡を頂けました。
Mさんがお寺に行った理由は、「問題がこれ以上大きくならずにすんなりと解決して、売上が繋がる行動を起こす」です。
しかし「騙されている」という根本的な問題が発覚することになりました。
ただ結果的には、このおかげで自分を騙しているパートナーを切って、
より良いビジネスのパートナーを見つけることができました。
もう1つ例を上げますね。
大手外資系企業に入れなかったJさん
Jさんは僕の友人です。転職活動をしていたJさんは、超有名な外資系大企業の最終面接まで進みました。
Jさんは、最終面接の結果をとても心配していたので、一緒に近くの神社まで「神頼み」に行きました。
そうして神社に着き、2人とも参拝が終わって神社を出た瞬間、Jさんの携帯にメールの着信が入りました。
そのメールは残念ながら、お祈りメールでした。
しかし、数か月後、JさんはアメリカのシリコンバレーにあるITベンチャーの日本支社に転職しました。
僕も行ったことがあるのですが、サンフランシスコとかのシリコンバレーって、めちゃくちゃ物価が高いんです。
マンション借りるにしても、1Rが30万円とか普通にします。日本の六本木とか銀座より高いと思います。
だから、会社員の年収も1000万円とかが普通です。そのぐらいないと生活できません。
何が言いたいのかと言うと、シリコンバレー基準って、かなり良い給料なんです。
Jさんは、そのシリコンバレー基準で日本に住みながら給料を頂けてます。
さらにJさんの本社は「Palo Alto(パロアルト)」というスタンフォード大学があるとても素敵な町です。
僕も何度か行ったのですが、それはそれは素敵な町でした。アメリカの「THE・素敵な街」って感じなんです。
スターバックスにいる人がみんな格好良く見えたのを覚えています。
本社へ研修に行ったJさんもパロアルトを気に入っておりました。
もし、Jさんが外資系大企業に受かっていたら、シリコンバレー基準の給料もパロアルトにも行けることはありません。
このように「その人にとって叶わない方が良い願い」は叶わないことが多いです。それどころか例のようにバッサリ切られることが多いと感じています。
何度も言いますが、「神様」という存在は、その人が「人間として成長して幸せになる」ことを願っています。
神社仏閣に参拝しても全然効果がない場合は、「人間として成長して幸せになる」に繋がらない願いかも知れません。
まとめ
以下にて参拝する時のポイントをまとめますね。
- どんな信念を持っているのか参拝する時に伝える。
- 「神頼み」でなんとかして貰おうと、利用する考え方は捨てる。
- サポート、見守って貰おうというスタンスで参拝する。
- 「神社仏閣に行かないとダメだ。」と固執している時は参拝しても無意味。
- 神社仏閣には、1度ではなく何度も行って覚えて貰おう。
- ご利益が欲しいなら、それなりの対価(お金かエネルギー)を支払おう。
- 神社仏閣に行って効果がなかったら、「叶わない方が良い」願いだから忘れよう。
※「2、」については本当にツラい時、自分なりの努力はしたけどどうしようもない時は、全力で「神頼み」して良いです。
いかがでしたか?
僕がスピリチュアルに関する仕事をしているのもありますが、神社仏閣にしっかり通って本記事のポイントを抑えとけば人生安泰だと思っています。
もちろん、努力すること・学ぶべきことが訪れることがありますが、神社仏閣しっかり通っている人で人生がどんどんマイナスな方向に動いている人は見たことがありません。
みなさん、魂が生まれ持った「こういう人生を歩みたい」という方向に向かって、動いていると感じています。
ぜひ、お近くの神社仏閣に通ってみてくださいね。
ほいじゃーね!